コーヒーオリゴ糖の機能性② 体脂肪低減作用

メタボ
脂肪は生きていくうえで欠かせない栄養素ですが、とり過ぎると肥満になりやすくなります。内臓のまわりに脂肪が蓄積された状態である内臓脂肪型肥満が、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすのに大きく関わることが分かってきた昨今。

コーヒーオリゴ糖には、この内臓脂肪を含めた体脂肪を低減させる作用をもつことがわかっており、オリゴ糖の中で唯一、脂肪の吸収を抑える効果で「体脂肪が気になる方に」という許可表示を認められています。

コーヒーオリゴ糖の体脂肪低減作用のしくみ

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脂肪は本来、小腸で吸収されますが、コーヒーオリゴ糖は小腸内で脂肪の吸収をブロックします。小腸で吸収されなかった脂肪はコーヒーオリゴ糖と一緒に大腸へ到達。大腸にまで達したコーヒーオリゴ糖が善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やします。

増えた善玉菌はプロピオン酸、酢酸などの有機酸を作りだし、プロピオン酸は肝臓へと流れていき、脂肪の生合成を抑制します。大腸内では、コーヒーオリゴ糖の整腸作用によって排泄物の腸内滞留時間が短縮され、スムーズに外へ排泄されるのです。
消化されるはずの脂肪が吸収されずに大腸まで達して便として排出されることから、からだに取り込まれる脂肪の絶対量が減少し、不足分を補うために蓄積されている脂肪の代謝が誘導されるため、その結果として体脂肪が低減されると考えられています。

高脂肪食と同時にコーヒーオリゴ糖を摂取すると、食後の中性脂肪の上昇が抑制されることや、便中に脂質が多く排泄されることが確認されているほか、肥満を誘導したラットによる実験の結果、エサにコーヒーオリゴ糖を配合すると肝臓中の脂肪蓄積が抑制されることも確認されています。

コーヒーオリゴ糖の体脂肪低減作用

コーヒーオリゴ糖による体脂肪低減作用は、臨床試験をはじめとした様々なデータによって確認されています。

内臓脂肪の面積が減少しました

BMI (体重kg÷身長m2)25以上の成人(肥満者)48名に、コーヒーオリゴ糖入りコーヒーまたは、コーヒーオリゴ糖を含まないコーヒーをそれぞれ1日300mlずつ12週間摂取させた後、CT撮影による各脂肪面積を測定しました。


その結果、摂取開始前から12週間後の腹部全脂肪面積、腹部皮下脂肪面積および腹部内臓脂肪面積の変化について、コーヒーオリゴ糖入りコーヒーを飲んだグループは、コーヒーオリゴ糖を含まないコーヒーを飲んだグループに比べて有意に減少しました。

排泄される脂質の量が増加しました

コーヒーオリゴ糖(3.0g)入りコーヒーを1日1回、1週間飲用させ、排出される脂質の量を調べたところ、通常のコーヒー飲料を飲んだ場合と比べて、排泄される脂質が増加したことが分かりました。

この実験結果より、コーヒーオリゴ糖の摂取が脂肪の吸収を抑制・低減することが裏付けられています。